全国から札付きのワルが集まる鬼邪高校。そこは定時制と全日制に別れ、定時制の番長・村山が頭を張っていた。コンテナ街でのSWORD地区全体を巻き込んだ抗争後、村山は仲間の関や三中トリオと共に、校内でだらだらと過ごしていた。全日制では入学シーズンが到来し、今年も猛者たちが鬼邪高の頂上[テッペン]を目指して入学してくる。定時のメンバーは“誰が全日の頭になるか?“を賭ける、『全日ステークス』を開くことに!全日を圧倒的実力で仕切る最強の男・轟に挑むべく、早速、勢いのある新入生・中越が動き出し、中学時代から知る2年の司にも宣戦布告…。しかし、司は中越の知る司ではなかった。鳴り物入りで鬼邪高校に入学した司だったが、親友である花岡楓士雄の転校によって、鳴りを潜めていた。そんな中、狂気の2人組、泰志と清史が転入してくることで、鬼邪高では群雄割拠の戦国時代が幕を開けようとしている─。
一方、祖父の田舎に引越した楓士雄は、退屈で何か物足りない日々を送っていた──。