今でもあの大震災の事を思い出します。
ハワイに居た私は、日本の家族が心配で心配で身体の震えが止まらなくなったあの日の事。
東日本大震災からあっという間に4年が経ちました。
震災後に宮城県に足を運んだあの時の悲しい状況、
人々の表情を今でも忘れません。
震災直後は物資が一番必要であり、その後はそれぞれ必要だったものが違う中、
今一番大事なのは、心のケアだと私は思いました。
自分に出来る事は?と考えた時に、ヨガで少しでも皆さんの心が元気になるようにと、
先月、宮城県でヨガのボランティアワークショップを開催させて頂き、
お年寄りの方から若い方、女性、男性、子ども達、来て下さった皆さんの笑顔を見れて、
私の方がみなさんから温かい言葉をたくさん頂き、心から嬉しかったです。
4年経っても人々の心の傷はまだ深く、土地の傷もまだまだ残っていました。
この先もずっと傷が癒えない程の大きな震災だったからこそ、
その傷とみんなで向き合い、お互いをサポートしあって生きて行く事が大事だと思いました。
被災地の方々の心に光が差し、その光が更に強く輝き、
皆さんの心が愛でいっぱいになり少しづつ傷が癒されていく事を、心から願っています。
アンジェラ磨紀バーノン