ストーリー

春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学のため夢と希望を胸にいだき上京した。
四国高松から上京した神林美智子である。
しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…
やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長に、まつり上げられてしまう。

11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を、女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。
そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平だった…。
革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、
11・26最終決戦の日は近づいてくる…