樫田正剛 脚本・演出担当
方南ぐみ企画公演『片想い』
2/7(日)に無事千秋楽を終えることができました!
観に来て下さった皆様、
応援して下さった皆様、
関係者の皆様、
本当にありがとうございました!
今後も樫田正剛の活躍にご期待ください!
【公演期間】
2016/2/3(水)〜2/7(日)
【劇場】
俳優座劇場
【脚本・演出】
樫田正剛
【出演】
陳内将、戸谷公人、遠藤舞、岡森諦(扉座)、西ノ園達大、三浦剛(キャラメルボックス)
森山栄治(*pnish*)、鈴木健介、石倉良信、江崎葉奈
【企画・制作】
方南ぐみ
【「片想い」あらすじ】
舞台は第二次世界大戦中の名古屋の動物園。
飼育員たちは動物を我が子のように心から愛していた。檻の中の動物たちも父や母、兄貴姉貴のような飼育員たちを愛し、信じていた。
飼育員たちが怖れていたことはただ一つ。
この戦争で動物たちを傷つけたくはない。だが不安は現実になった。
戦局の悪化に伴い、国から象やライオンなどの「猛獣処分」が発令され、動物園は閉園となり陸軍がその地を接収した。やってきた陸軍大尉はクールな男だった。そして動物を愛する男だった。
そんなことを知らない飼育員たちは、このままだと愛する動物が殺される、殺されてなるものか、知恵を絞り、戦いに挑んだ。
共に戦争に批判的で動物を愛する両者だが互いの立場の違いで分かり合うことはないのかもしれない。
それは「片想い」の男と女のような関係にも見える。
戦争がもたらした悲劇がここにもある。戦後70年のそんな物語。
だがこの物語は悲劇ではない。
登場する愛すべき男と女たちが精一杯に生きた青春物語です。